化学・繊維研究開発申請・知財
常々論理的思考を心掛けてきた。
自動車用の塗料では会社の業績に貢献した。
1980年 京都大学大学院修士課程修了
1980年 大手化学品メーカーにて成型用樹脂の開発
スチレン系樹脂を軸にしたポリマーブレンドによる耐衝撃性樹脂の開発に従事。
1982年 大手機械メーカーにて電子写真感光体,現像剤の開発
電子写真感光体については新規な結着剤樹脂の導入に成功。
電子写真現像剤については重合法による製造のための基礎技術を検討し、
分散重合法による粒子径分布の極めて狭い樹脂粒子の合成法を見出した。
1987年 大手塗料メーカーにて電子写真現像剤の開発
分散重合法に関する技術に顔料分散技術を複合することにより電子写真現像剤の
製造を試み、基本性能を満足することに加えて高画質化を達成。
1992年 同社研究所にて電子写真液体現像剤の開発
非極性溶剤中での樹脂粒子形成技術を創出し、それを電子写真液体現像剤へ応用。
1997年 同社にてフォトレジストの開発
光硬化性樹脂の設計から着手し、環境に配慮した水性フォトソルダーレジストの
開発に応用。
2004年 上記関連会社にて自動車用塗料及び塗料用樹脂の開発・特許管理
バンパー部品用に塗料用樹脂設計と塗料配合設計を進め、傷修復性クリヤー塗料
の納入を開始。また、自動車完成車メーカーと共同にて植物由来材料及び塗料の
開発を進め、一定の成果を得た。
2014年 同社退職
・高分子合成,高分子粒子の合成
・コーティング材の配合技術
・知的財産,特許管理
・神戸大学との共同で樹脂粒子の合成について数件
・京都工芸繊維大学,自動車完成車メーカーとの共同で植物由来樹脂及び塗料に関して
(約10件)