機械製造・生産技術工場・エネルギー管理
多品種極少ロット生産に適したSMTラインの企画・導入および稼働効率化を得意としています
1974年 大手エレクトロニクスメーカー 入社
製造部門に所属、一貫して製造の自動化・効率化を担当。
1974~1988年 通信機器製造、特にプリント基板組立・検査工程の自動化設備の設計を担当。
① プリント基板への自動挿入ライン及び自動挿入機を結ぶ自動搬送車のステーションを設計。
② プリント基板の自動試験設備(産業用ロボットを使った自動調整機・試験機など)を設計。
この間、自動組立・試験あるいはロボット技術などに関する特許を多数出願。
1989~2015年 表面実装プリント基板の自動実装ライン(SMTライン)関連の技術開発を担当。
特に小ロット生産に適した、ライン構成,実装設備,運用方法の開発に従事した。
① 実装機・ロボット・搬送車・等を組み合わせた「SMT無人化ライン」を導入。
② SMTラインのすべての段取り作業を自動指示する 「SMT段取り支援システム」を開発。
③ 実装機プログラム自動変更、部品固定セットで段取り時間を大幅削減した「極小ロット
SMTライン」を導入。
2004年~2007年 同社全社工場の防災検証および一部工場の地震対策を実施。
① 工場の「地震対策基準」他を制定し、製造設備の地震対策工事を実施。
② 全工場の防災検証を同社生産技術本部と協力して約4年に渡り実施した。
2012年~2014年 工場において、工場の省エネ対策を実施。
SMTラインに「リフロー炉自動スタンバイシステム」を開発、リフロー炉電力の約23%の
省エネを達成した。
2015年 同社退社
2016年 技術士事務所開業
2016年 能力開発大学校の客員教授に就任、現在に至る。
電子機器組立工場の製造技術
(特に「表面実装(SMT)ライン」の導入及び稼働効率化)
2011年12月 社内交流会「SMT極小ロット生産の1手法」