技術アドバイザー紹介

鉄鋼材料の耐摩耗・耐腐食性向上のコンサルタント

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鉄鋼材料の耐摩耗性、耐腐食性の向上を目的とした合金開発を得意としています。

博士(工学)
技術士(金属部門)
エックス線作業主任者
実用英語技能検定準1級
工業英検2級
TOEIC830点

経歴

1982年3月 横浜国立大学工学部金属工学科卒業
1999年4月~2002年3月 
      立命館大学大学院理工学研究科博士課程
      ステンレス鋼とセラミックスの接合の研究
      粉末冶金技術を用いたステンレス綱の結晶粒微細化による特性向上の研究

1982年4月  家電メーカー入社
(1) デジタルオーディオ用小型メカニズム開発担当。
  CADを用いて設計の最適化を図り薄型メカニズムを開発。
(2) 衛星放送用アンテナ開発担当。
  CADを用いてアンテナの最適形状を検討することで、アンテナの特性改善を行う。

1990年10月 鉄鋼メーカー入社
(1) 耐摩耗・耐熱鋳造合金の研究開発
  合金設計、熱処理方法立案、合金試作、評価。販売促進のためのお客様への技術提案。
  開発材料の商品化のための他部門との調整。全社中堅技術者向け金属材料セミナー講師。
  特許出願。部員の試験研究進捗の支援および管理。
(2) 環境装置用部材の研究開発
  大手環境装置メーカーとの共同研究にて新合金の研究開発。
  材料は特に耐腐食性が要求されるため、金属元素を厳選し組織制御することで耐食性に優れた
  材料を開発。開発材は溶接性が悪く一般的な方法では溶接ができなかったが、溶接温度や形状
  など最適溶接条件を見出し、商品化を可能にした。特許7件取得(外国出願3件)。
(3) 製鉄設備用部材の研究開発
  大手製鉄メーカーとの共同研究にて新合金の研究開発。
  材料は耐摩耗性、耐割れ性という相反する特性が要求され、更に耐腐食性も必要。
  金属元素を厳選し組織制御することで、耐割れ性と耐腐食性に合致した材料を得、また、
  形状を変化させて耐割れ性と耐摩耗性に強い形状を得ることで使用環境に合致した商品を開発。
  特許6件取得(外国出願1件)。

2017年4月 建材メーカー入社
(1) 太陽光発電パネル架台の強度および耐食性の調査・評価

専門分野

鉄鋼材料の組織制御、熱処理、成分配合、組織観察

セミナー・講演等実績

・「金属材料」「熱処理」「機械的評価方法」の講演(於 鉄鋼メーカー)
・「耐腐食材料」の講演(於 調理機器メーカー)
・「耐熱材料」の講演(於 鉄鋼メーカー)
・「金属材料」「熱処理」の講演(於 農機メーカー)
・「鉄系材料の特性と 鋳造プロセスについて 」の講演(於 京都技術士会)

書籍・論文等実績

特許27件、論文(共著や技報を含む)14件、学会発表(共同発表を含む)22件、意匠11件

受賞歴

「低けい素による高マンガン鋳鋼の高靭性化」にて 日本鋳造工学会技術賞受賞(1997年)

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