化学・繊維研究開発
医薬品のGMPによるプロセス研究開発、申請に長年の経験があります。
1971年 大手医薬品メーカー入社
1. 基礎研究
(1)天然薬物の活性成分の探索研究
(2)活性型ビタミンD3の骨粗鬆症新規医薬品としての探索研究
2. プロセス研究
(1)消化管ホルモン セクレチン(アミノ酸数27)の液相法による大量合成法の開発研究
(2)セクレチン以外の数種のペプチド医薬品の開発研究
1984年 同社機能分社化により出向
(1)アルツハイマー型認知症薬の開発研究
(2)抗炎症薬の開発研究(申請書の作成から厚生省との折衝まで担当)
(3)抗アレルギー剤の新規製造法の開発によるコストダウンと自社製造達成
(4)活性型ビタミンB2の新規製造法の開発によるコストダウンと自社製造達成
(輸入品を駆逐し日本市場85%)
(5)2社と共同研究実施。「バイオ技術と合成技術によるテルペノイド化合物の製造法の開発」
(バイオマス研究の先駆的研究。約5年実施)
1998年 同社機能分社化解消 プロセス研究所へ異動
(1)抗潰瘍剤プロトンポンプインヒビターの新規製造法を開発
(品質向上とコストダウン達成)
2006年 同社退職
2007年 技術士事務所開設
1. 創薬バイオベンチャーのテクニカルアドバイザー就任
(1)抗ヘリコバクターピロリ菌作用と抗潰瘍作用を併せ持つ新規医薬品の開発研究に従事。
探索研究からフェーズⅡまで研究開発に参加し海外製薬企業にも導出交渉に参加
2. 技術系公益法人化学関連部会 幹事、 副部会長(2年)
・医薬品の研究開発(医薬品のプロセス研究,申請,GMP)
・原薬の新製造法の開発
2008年10月 医薬品研究会HIT塾
「創薬→育薬→完薬 プロダクトライフサイクルマネジメント」
2009年2月 日本技術士会化学部会
「究極のグリーン・エコへの挑戦 バイオを取り入れたテルペノイド化合物のOne-Pot合成」
2016年5月 京都技術士会
「医薬品研究あれこれ 異業種の会社が何故医薬品業界参入に失敗したか」
2009年4月「重点領域 最先端化学技術のエッセンス」共著(工業調査会)
2004年9月 「社内科学技術賞・特別賞受賞」
「プロトンポンプ・インヒビターの新規製造法の開発」