金属研究開発解析・評価品質管理・検査
金属材料のエキスパート。チタン、アルミなどの軽量化技術などどの分野にも対応できます。品質で困った時などの解析技術にも精通しています。
1979年 関西大学 工学部金属工学科卒業
1981年 関西大学大学院 工学研究科金属工学専攻修了
2017年 関西大学 博士号(工学)取得
1981年 大手自動車メーカー入社
10月より同社研究所に配属。金属材料研究者、プロジェクトリーダー。
・スクラップを使用したチタン合金を材料メーカーと材料開発し、
新機種のエンジン用コンロッドとして搭載。
・アルミのスクラップを使用した鋳造材料の廉価材の開発。
1990年~研究員
量産車およびレース車の材料関連の責任者(1990-1998年)、プロジェクトリーダー。
・高強度アルミフレーム用材料を材料メーカーと共同開発し
世界初の市販用競技車のオフロード仕様のアルミフレームとして採用。
・全世界現調材料の調査および材料解析から各国で使用する材料の最適化など
全世界材料仕様の構築を行う。
1999年~R&Dセンター主任研究員
量産車およびレース車の材料関連の責任者(2006-2016年)、プロジェクトリーダー。
・チタンクッションスプリング、チタン排気系システム、アルミ鋳造部品、
ホイール、シリンダーブロック、シリンダーヘッドなど開発。(2006-2016年)
・材料のプロジェクトリーダーとして世界グランプリで2度の世界チャンピオンを獲得。
(2006−2012年)
・量産車及び市販レーサーの研究所部門のクオリティマネージャー。仕様問題を中心に対応。
・レーシングキットパーツ用にホンダ独自のアルミパウダーメタル材料を開発し
2000年モデルからにバルブスプリングリテーナーとして搭載。
・オフグレードスポンジチタンを使用した世界初の技術を開発。
廉価チタン材料の開発に成功し2002年モデルより採用を開始。
・研究所の立上げ、材料の開発責任者、製作所内のSEDで工場体質改革の開発部門の
代表として工場のオブザーバー。プロセスハーフ、自動化、ラインの効率アップなどの
時間短縮などを行い、目標のコストダウン30%などを達成。
金属材料(鍛造,熱処理,鋳造,プレス,表面処理など)特にチタンとアルミのエキスパート
自動車技術(特に二輪車の量産車及びレース車MotoGP,F1など)
海外:ITA,国際チタン協会 (フロリダ、 USA)
SETC(Small Engine Technology Conference, SAE:自動車技術会 )ミルウォーキー、USA
国内:金属学会、鉄鋼協会、軽金属学会、チタン協会など
・Ti6Al4V合金の焼き付き性に及ぼす酸素拡散処理の影響、日本金属学会誌
・オフグレードスポンジチタンを原材料とするTi-6Al-4V合金の機械的特性、鉄と鋼
・二輪車排気系部品へのチタン材料の適用とその溶接、溶接技術
・二輪車レース用軽量アルミ粉末合金製バルブスプリングリテーナの開発 社内誌
・Development of Aluminum Alloy Frame of Motorcycle for Motocross, SETC